ランドさん、やっと上がってきましたね!
2015年11月19日現在、8.7円まで帰ってきてくれました。
そんな南アランドが2016年どうなるかを少し考えてみました。
ドル高は一度落ち着き、ランド円も一度回復?
やはり、2016年を迎えるにあたり、さしあたり大きな指標としては、やはり「米利上げ」。
米利上げにより何が起こるでしょう?
現在、ドルはかなり買われすぎています。
米利上げの際に、普通に考えると、ドルが強くなると思われますが、このような格言(?)があります。
「噂で買われ、実現すると売られる」
市場には「織り込み」という概念があります。
織り込むというのは、近い将来たぶんこうなるだろうから、先にその事態を想定した価格設定になるといった感じでしょうか。
本日の段階で、すでに12月に米利上げが実現するということはかなり織り込まれていると思います。
みなさん、利上げが行われると思っているから利上げ前からドル高が進んでいるわけです。
となると、利上げ時前後がドル高のピークになるのではないかと思われます。
歴史上、米利上げ時は先に述べた「噂で買われ、実現すると売られる」が起こっています。
つまり、利上げ後にドル安となっています。
南アランドはドル高の影響を大きく受けています。
ドル高の流れが一服すると、今年かなり売り込まれているランドにも買いが戻ってくると私は思っています。
ランドが落ち着くとは思うものの、円高・円安がわからない
2016年の私の懸念はここにあります。
円高になるのか、円安になるのか、わかりません。
日銀の金融緩和が行われて、130円、140円を目指すという人もいれば、
すでに円安が行き過ぎているという人もいます。
私個人的には、120円を越えたあたりから、円安が少し行き過ぎているような気もします。
日本の場合、ドル円のレートが最重視されますが、ドル高が進行し、120円が続くとします。
すると、他の通貨からみればかなり円高になっています。
また、円はリスク回避で買われる通貨です。
利上げ後の不安定さ、中国の懸念などを考えると、円高の可能性はけっこうあるのではないか、
と考えています。
そうなると、南アランド円はあまりぱっとしないですよね。
私としては、EURZAR(ユーロランド)あらりのペアが理想的ですが、扱っている業者も少ないし、スプレッド・スワップもあんまりすぐれてなさそうです。
とりあえず来年も長期ホールド
私の戦略はとりあえず長期ホールドのスワップを狙っていきます(いわゆるアホールドですwww)
果たして、今年を無事終えられるかどうかがまず頑張りどころです。